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改訂版:よさこい哲学注入④

その4

■鳴子についてのお話・・・・

 

よさこいは、正式名称を「よさこい鳴子踊り」と

言うんです。

鳴子は、田んぼでスズメを脅すための鳴子からヒントを得て、

「よさこい鳴子踊りの歌」の作曲者の武政先生のアイデアで

「年に2回米の取れる高知だから、手に鳴子を持って踊ったら

面白いかも」で出来たらしいのです。初期の頃の鳴子は、白木

で一回り大きい鳴子でした。いつのころからか、あの朱色の

羽子板形の板に黒と黄色の3本のバチという今ではスタンダ

ードになっている鳴子のプロトタイプを創った人はいったい誰?

昔、京町にあった「あき!」という家具屋さんが創ったものが

拡がったという事です。美大出の息子さんが、阪神ファンだったので

バチの色を黄色と黒にしてみたとか裏どりしてないですから

定かではありません(笑)しゃもじ型の板の朱色は、京町の傍に

あるはりまや橋の欄干の色を取り入れたようです。当時はまだ手作りで手塗り

本当に鳴子を大事に扱っていた事でしょうね。

よさこい初期の頃の 朱 鳴子が少数ですがぼろぼろで残って

いますが、やはり今のものより

一回り大きくて、バチの形や

音がまったく違います。色も微妙に違います。

「手に鳴子を持って踊る事」というよさこい系のお祭りには

必ずある

ルールが、他のダンスや盆踊りとよさこいが違う

ジャンルである証でしょう。

日本人は、外人と比べて手足が短いと言うのが相場ですよね。

(私は、特に純粋日本人)

●手に鳴子を持つ事によって20cmの表現力を増す事が出来る。

●祭りの踊り子参加者が、チームは違っても鳴子という

 共通項を持てる。

●鳴子を打ち鳴らす事によって、踊りの振りに自然と制限が出来る。

 

鳴子を手に持って踊るだけではなく

鳴子ですから鳴らさないと持って

いる意味がありません。

鳴子を軽く手の親指と人差し指で摘まむよう

に持って、薬指を使って弾く様に

スナップを効かせてパーカッションと

してリズム楽器として使いましょう。

150人クラスのチームが鳴子を揃って打つと不思議なくらい 、

どんなに良いPA機材から出る音より聞こえてしまいます。

 

この現象をこのチームは、鳴子が良く揃っていると評価基準に

 

なるのです。

鳴子を鳴らしてリズムを取って前に進むのが鳴子

踊りです。

鳴子を握りこんで振り回しても絶対に乾いた鳴子の

「しゃんしゃん」と

いう音色が出ないのと音が響きません。

「しゃんしゃん」を越えて揃うと「りんりん」と聞こえます。

 

練習していてもだんだんと「しゃんしゃん」に近づいて来たら

「大分仕上がってきた!」の判断基準になります。

鳴子その物に

も、とても多くの種類があり、板の厚さや大きさや

バチの長さ

そして、塗りが違うだけで楽器ですから音色が違ってきます。

 

よさこいは、この鳴子の音を追求していると言っても過言では

ありません。

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