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改訂版:よさこい哲学注入⑦

その7

■クラブチームについてのお話し・・。

「よさこい祭り」に参加しているチームの中で、 クラブチームと言う

呼び名で分類されているチ ームが、参加全チーム数の三分の一

程あります。

俗に言う、有名チームだとかと呼ばれているのは企業

チームが殆どなのですが、実は、現代よ さこいを形成してきた原動力と

なっているのが、 クラブチームでもあるのです。 クラブチームの成り立ち

は、第24・5回の頃 まで昔にさかのぼりますが、若者が自由に自分 達

が面白そうな事(価値観)を「よさこい祭り」 の中に持ち込んでしまった事

なんです。それは、 エレキバンドの乗った地方車で、よさこいのよ の字も

ない楽曲を演奏してよさこいを踊るとこ ろから始ったのです(笑)その当時

は、企業チ ームや町内会や各種団体のチームが踊り子参加 費無料や

踊り子に謝金を払って踊ってもらった りするのが普通でした。

第30回に出場したとあ るファッション業界の企業チームが、よさこい史上

初めて参加 する踊り子から参加費を取ってチームを出場さ 入賞したので

すが、これがよさこい祭りのター ニングポイントとなったんです。

それまでのよ さこい祭りは、商店街や企業とか、商工会議所 に関係して

いるチームが参加する事が常識だっ たのですが「エレキバンド」「踊り子

参加費徴収」 この二つのキーは、一気によさこいを変えたの です。

自分達のやりたいことを仲間を集め、顔 つながりで、踊り子を集め参加費

を集めてチー ム資金として、自力で地方車を造り、オリジナ ルの衣装デザ

インで衣装を縫って、楽曲そして 踊りを気に入るように自分達の仲間で仕

上げて チームを立ち上げて、よさこい祭りに参加し始 めたのです。

当然ぐしゃぐしゃの完成度の低い やっつけで未完成のままスタッフ同士で

励まし たり、喧嘩しながら、わいわい2日間騒ぐのです。 (笑)

外から見ている大人達からは、「なんじ ゃこいつ等」的に扱われていました。

当然、 よさこい祭りの創始者等には、個人的にそして 振興会事務局にも

「ありゃあいかんやろう! どうにかせえよ」と苦情が入ったそうです。

それに対して創始者の一人は、こう答えたそう です。

「そんなもん!良いか悪いか、やらしてみ ないと分からんだろう。ダメなものは

自然とつ ぶれるわ」この運営側の度量が脈々と「よさこ い祭り」には、いまだに

流れている筈です?(笑)

だから、今、全国に派生しているよさこい系の祭り を見ても高知のよさこい人は、

心の中で、どう したん?と思っても笑っていられるのかも知れ ませんね。

このクラブチームも参加回数を重ね たり、倒れたりと淘汰を経て、気が付くと

会長賞 (現よさこい大賞)を取る(第35回)までに 成長したチームが出始めて

来ると企業チームや 既存のチームもそれにつられてクオリティーを 上げる

必要に迫られてきたのです。この頃から 新しく「よさこい祭り」に参入する企業も、

そこからのスタートとなり、クラブチームのス タッフに企画を発注するようになり

クラブチー ムを作っていたスタッフの中にはプロとして、 よさこいに取り組む

人達も出だしたのです。

それに札幌が追い風となって今度は、本当の 企画屋のプロが祭りに関わり

出して来たのです。 「最初は、みんな素人」でも あのめちゃめち ゃの頃が

懐かしい何時までも完成しない事が楽 しい「よさこい祭り」いつの間にかあの

若者達 が今はもう良い親父になっていて、あのめちゃ くちゃだった若者達の

子供達が、次の「よさこ い祭り」を引き継ごうという時代になり始めて います。

いつまでも完成しない「よさこい祭り 」だから次の代も楽しんでいけるはず♪

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